歌舞伎俳優の中村獅童(45)が23日、都内で行われた「母の日参り パートナーシップ 2018年度共同プレス発表会」に出席し、自らの“スピリチュアル体験”を明かした。
大型連休に帰省し、墓に参って先祖の供養をしようと呼びかけるキャンペーン。獅童は梨園の荒波を二人三脚で歩んできた最愛の母・小川陽子さん(享年73)を2013年12月17日に失っている。
15年に元モデルの沙織さん(34)と再婚。獅童は脳動脈瘤や肺腺がんを克服し、昨年12月18日には待望の陽喜(はるき)君を授かった。「17日がおふくろの命日で、偶然にも翌日に子供が誕生した。後援会の方々には、子供はとても母に似ていると言われる」という。
初代獅童だった父の三喜雄さんは若くして歌舞伎界を去っており、後ろ盾がいない中、陽子さんはすべてをささげて、獅童が歌舞伎役者として輝けるようサポートし続けた。
獅童は「うちのお袋は執念深くてエネルギッシュ、パワフルな人。竹を割ったような性格だった。僕は不思議な現象はあまり信じない方だが、通夜の際におふくろの写真がパタンと倒れたり、誰もいない事務所のパソコンの電源が急に入ったり、楽屋の掛け軸がバサッと落ちたり、うそじゃないかと思うことがよくある」と、自らの周りで起こる“超常現象”を告白した。
だが、さらに不思議なのは周囲の反応だ。「あのお母さんなら、そんなことが起きてもおかしくないということで、誰も驚かない。妻が言うには、何かのメッセージを伝えに来ているんじゃないかと。それくらいメッセージ性の強い現象が続いている」と獅童は証言する。
陽子さんは倒れた当日にも獅童の映画の試写会に顔を出し、関係者に「獅童をよろしく」とあいさつして回ったという。至って元気な様子だったが、冬の寒さがたたり、風呂場でヒートショックのため無念の死を遂げた。
その後、獅童は2度の病魔に襲われながら立ち上がり、母の思いを胸に次代へと命をつなげている。そして、今週末には「ニコニコ超会議2018」(千葉・幕張メッセ)で、3回目の超歌舞伎が控えている。
「昨年のちょうど今ごろが、病気前の最後の舞台だった。また舞台に帰ってこられるか、体が弱って無理かという思いを抱きながら務めさせてもらった。若者たちからもらったメッセージを病室に飾り、もう一度舞台に復帰するという思いが強くした。今回の舞台のテーマは皆様への恩返し。元気いっぱいな姿を見せたい」。最高に力のこもった舞台になるのは間違いない。












