佐世保競輪は23日に開幕。11Rで、地元の阪本和也(25=長崎)が師匠の川島勝(38=長崎)とワンツーフィニッシュを決め、好発進を決めた。

 昨年7月にA級2班に昇格した阪本。初戦の佐世保で①②❷、続く武雄で②①❸と優出を果たしたが、その後は苦戦が続いた。パワーアップを目指してウエートトレーニングをしている時に腰を痛め、満足な練習ができなかったという。

 しかし、腰痛が癒え、練習ができるようになると、昨年12月の武雄①②❻の優出を皮切りに前5場所で4度の優出と急上昇。勢いを持って、地元の佐世保戦に臨む。

「ウエート練習中に腰を痛めたと思っていたら、実際はヘルニアだった。今は体調と相談しながらですが、練習はしっかりできていますから。まず初日は師匠の川島さんと一緒なので、一層気合が入りますよね」

 そして迎えた初日は「玉村(元気、31=香川)さんが単騎だったけど、何かしそうな気がした。その時に立ち遅れないようにと思った」。赤板から抑えようとする加美山隆行(34=宮城)を突っ張り、打鐘前から先行態勢に入る。

 単騎カマシを敢行した玉村を追うクレバーな立ち回りで、川島とワンツーを決めた。「玉村さんが内から仕掛けたのは意外だったし、想定以上に玉村さんのダッシュが強烈だったので(追いつくまで)きつかった」と振り返るが、納得のレース運びに満足そうだった。

 2日目(24日)は準決11Rで強引先行の原田亮太(24=千葉)との対戦になるが「格上の自力が相手になるのは覚悟しています。今回は走る以上は最高の結果を求めたいと思っています」と気合を入れる阪本。再び、決勝での師匠との連係を目指して地元の意地をみせる。