ボートレース徳山のGⅠ「徳山クラウン争奪戦 開設68周年記念」は12日、予選ラストバトルとなった4日目を終了し、13日・5日目に行われる準優勝戦に駒を進める18人が決定した。

 3日目まで得点率首位を走っていた寺田祥(42=山口)がこの日の9Rで、まさかの転覆失格を喫して脱落。代わって予選トップに立ったのは原田幸哉(45=長崎)で、前走の下関プレミアムGⅠ「第22回マスターズチャンピオン」に続く連続GⅠ制覇へグッと近づいた。2位は菊地孝平(42=静岡)、3位は原田と同期76期の魚谷智之(45=兵庫)と続き、この上位3人がそれぞれ準優勝戦の1号艇を手に入れた。

 その準優ラウンドで注目したいのが、11Rに登場する山口剛(38=広島)だ。

 予選は大崩れなく、得点率11位で準優入りを決めた。エース機候補と目される54号機は随所にそのハイパワーをアピール。選手間でも「山口選手が伸びてくる」と、ライバル勢を戦々恐々とさせている。山口自身も「変わらず足はいい。一緒に走っていた(原田)幸哉さんにも、いいなって言われた」と、仕上がりには納得顔だった。

 迎える準優戦は4号艇での登場で、持ち味の速攻力を存分に生かせる位置になった。「チャンスある舟足だと思うので、質のいいスタートを決めることが第一条件。あとは自分次第。まずは優出すること。優勝を意識するのはそのあと。今節は展開に恵まれなかったりしたけど、そろそろ“来る”はずですよ」と不敵な笑みを浮かべた。