ナイターレースの小倉競輪S級シリーズ(FⅠ)「協和食品杯」は28日、最終日を迎え、11RでS級決勝戦が行われる。ファイナルはライン分散しての戦いになったが、キーマンとなるのは117期の大器・町田太我(20=広島)だ。
シリーズ2日目(27日)の準決10Rは中団待機の真杉匠(22=栃木)をフタしてからの鐘スパート。下げて5番手1角からまくり返した真杉に最後はのみ込まれはしたが、死力を尽くして2着に踏ん張り、優出切符を獲得した。「きつかった。最終バックからは怪しいかも…」とレース後はさすがにぐったりしていたが、「バックを取ったので悔しくはない。3着ではなかったので」とホッとした表情も見せた。今回から登用した新フレームも上々でこれからの戦いを見据えた最良の武器にもなりそうだ。
決勝は真杉、上田尭弥(23=熊本)、堀内俊介(31=神奈川)と3ケタ世代の機動力型ばかりで乱打戦は必至も、中四国勢は取鳥雄吾(26=岡山)―渡部哲男(41=愛媛)が町田を盛り立て、ライン3車のアドバンテージを得た。町田以外の6選手は5月京王閣GⅠ「日本選手権」に出走する銘柄級ばかり。「お客さまに喜んでもらえるようなレースをしたい。(このメンバーで)バックを取れれば次にもつながってくると思う」と積極策を誓った町田。輪界のスター候補生が小倉の地で〝タイガーチャージ〟を披露して、1月に続いての当地連覇を虎視眈々と狙っていく。
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