パ・リーグ3連覇を果たしたソフトバンクが14日の日本ハムとのCSファイナルステージ第1戦(みずほペイペイ)に6―4で逆転勝ち。2勝のアドバンテージを含めて3勝0敗とし、3年連続の日本シリーズ進出まであと2勝に迫った。
小久保裕紀監督(55)が試合後、勝利の分岐点に挙げたのは、2024年ドラフト2位でプロ2年目の庄子雄大内野手(24)の好守だった。
初回に牧原大の中前適時打で先制したものの、先発のモイネロが乱調。2回に同点とされ、3回には2点を勝ち越された。なおも二死満塁のピンチが続き、指揮官は2回2/3を6安打3失点のエースに代えて、25年ドラフト3位のルーキー・鈴木豪太投手(23)を投入。モイネロについては「今年で一番悪い出来だった」と厳しく評価した。
ここで山県の安打性の打球を遊撃手・庄子が処理し、遊ゴロで3アウト目を奪った。小久保監督は「ビッグイニングになりそうなところ、今日は多分、庄子のあのプレーがないとね、あの回、多分止まってなかったと思う」と振り返り、「ヒット性の当たりを、ワンアウト取ったっていうね、今日はあそこですね」と強調した。
続く4回裏には打線が反撃。2点を追う一死満塁から柳町の打球を一塁手・柴田が本塁へ悪送球して1点差に迫ると、庄子が右前適時打を放って同点に追いついた。さらに正木の左飛を左翼手・郡司が落球して勝ち越し。周東の犠飛、近藤の適時二塁打も飛び出し、打者10人で一挙5得点を奪った。
近藤は初回と4回に二塁打を放ったが、小久保監督は「健介は打ってもあんまり驚かないですね」と冷静に語った。近藤の活躍の大きさを問われても「そうでもない。庄子の方がでかいです」と言い切った。
また、鈴木豪は1回1/3を無安打無失点に抑え、CS初登板初勝利を挙げた。
庄子については、試合前に緊張していたことを明かしながらも「それでもいつも通りのプレーができるっていうところでね、こういうのはやっぱりどんどん自信にしてもらいたいなと思いますね」と期待を寄せた。












