中森明菜の情熱も、マイケル・ジャクソンの躍動感も、ヴァイオリンでどう描くのか――。ヴァイオリニストの末延麻裕子(すえのぶ・まゆこ)が10月7日にニューアルバム「DESIBLANCE ~Paint Your Own Life~」を発売する。ジャズピアニストのジェイコブ・コーラーがプロデュースを担当。クラシックからポップスまで横断する全8曲を収録した。
末延は山口県光市出身。4歳でヴァイオリンを始め、国内外のコンクールで受賞を重ねた実力派だ。大阪フィル、東京フィルと共演し、サントリーホールにもソリストとして立つ一方、矢沢永吉やX JAPANのYOSHIKIらとも共演。ロックフェス「NAONのYAON」や音楽番組、ドラマの劇伴楽曲など、活躍の場を広げてきた。
タッグを組むコーラーも、クラシックとジャズの両方を背景に持つ。米国アリゾナ州フェニックス出身で、高校入学までに10以上のクラシック・ピアノコンクールで優勝。2007年には「COLE PORTER JAZZ PIANO FELLOWSHIP」のファイナリストに選ばれ、09年に来日した。15年にはテレビ番組の「ピアノ王決定戦」で優勝。ユーチューブでも演奏やアレンジを発信している。
新作のカバーは、マイケルの「Smooth Criminal」、明菜の「DESIRE-情熱-」、「愛の讃歌」、モンティの「チャルダッシュ」、ピアソラの「リベルタンゴ」の5曲。コーラーと末延が編曲を担当し、名曲を2人の個性で描く。オリジナルは末延が作曲した3曲。
タイトルは「Desire」と、フランス語で白を意味する「Blanc」を掛け合わせた造語。「真っ白なキャンバスに、自分らしい人生を描いていく」という思いを託した。
末延は「自分らしさや内面の強さを大切にしながら、前向きに歩んでいける力となる作品になれば」と語る。
11月28日には東京・玉川せせらぎホールで「Mayuko Suenobu Violin Recital with Jacob Koller DESIBLANCE~Paint Your Own Life~」を開催。ヴァイオリンとピアノ、2人の個性が生のステージで響き合う。












