立憲民主党の田名部匡代幹事長は30日、東京・永田町の党本部で行われた常任幹事会、全国幹事長会議の終了後、会見を開いた。

 田名部氏は幹事長会議で今後の党改革や党の立て直しに関する議論、厳しい党の財政難などを出席者たちに理解を求めたという。

「党改革はまだ道半ばですから、まだまだできることはあると思っていますし、そこは力を合わせて改革を前に進めていきたいと思っていますが、今日は議員交付金の削減、県連、都道府県連の交付金の削減について、それぞれ議員総会と全国幹事長会議で話しました。どちらも2025年に交付されたものから4割をカットさせていただくということで…。特に都道府県連連は今年に入り削減させていただき、ご協力をいただいています。国会議員がいない都道府県連が増えていますから、県連の運営も大変厳しいものになっています」

 党本部は国会議事堂の近くに位置する三宅坂の「三宅坂ビル」(地上10階、地下階2階)を貸借(5階から10階まで)している状況だ。

 現在も党幹部たちが会合を開く際の会議室、党職員たちの執務室、議員総会や記者会見なども行わることで知られる。

「党本部については9階を残して、あとはお返しをするということになりました。9階を使う部署とあとは院内、会館の立憲のお部屋を使って(職員たちに)お仕事をしていただくことになりますが、具体的なことはこれからです。(党)本部の賃料のほかには警備についても年内で解約。削れる経費は削減させていただきます」と田名部氏は現状を明かし、党職員への対応についても言及した。

「特に職員についてはですね、われわれも働く仲間を代表する党でもあり、どんなときも一緒にやってきてくれた仲間なので、ここはなんとか守っていきたいという思いを持ちながら、この改革を進めさせていただきました。それでもなお党財政が厳しいという状況です」と少し声を詰まらせて話し今後の方針を示した。

「職員のみなさんには希望退職制度について今日(30日)ご説明させていただきました。強制ではございません。それぞれの自由な意思で希望退職があれば、そのことのお話をさせていただきたいということで応募されるかどうかはこれからですけど、10月に入ってすぐ2か月間、希望退職を募集するということでお話をさせていただきました」とした。