イングランド・プレミアリーグは29日、財務規定違反の容疑で調査をしていた強豪マンチェスター・シティーを有罪と認定したと発表した。

 リーグ側は2009―10年シーズンから17―18年シーズンまでの財務違反についてマンCの調査を行ってきたが、115件のうち114件で違反を確認したという。公式サイトで「財務規則に関する重大な違反に関するすべての容疑およびリーグへの調査協力義務違反に関する容疑の大部分について有罪であるとの判断を下した」と公表した。

 英メディア「BBC」によると、特にスポンサー収入について総額8億3000万ポンド(約1726億円)にも及ぶ「偽装資金調達」があったという。リーグ側は「リーグ規則を回避することを目的とした意図的または無謀な行為」とし「偽装を利用してクラブの収益を人為的に水増しし、コストを削減していた」と指摘した。

 現時点で制裁処分は決まっていないものの、除名や降格、高額の罰金などの厳罰は不可避とみられる。リーグの最高経営責任者(CEO)のリチャード・マスターズ氏は「マンCが10年近くにわたり、いかに組織的に規則を破っていたかを詳細に示している」などと説明。すでにマンC側は控訴する方針を示唆しており、今後の動向が気になるところだ。