昨年にF1レッドブルから解雇された元代表のクリスチャン・ホーナー氏がフェラーリ入りする可能性が高まっていると、専門メディア「GPFans」が報じた。

 現在フリーのホーナー氏はF1界復帰を切望しており、さまざまな臆測が飛び交っている。元レッドブル代表は英紙「Times」の取材に対して、名門フェラーリ入りへの強い意欲を示し「今、私が(他チームの)株式を持たずに加わることを受け入れるチームは一つしかありません。フェラーリはF1最大のブランド。夢のチームですよ」と発言し、大きな波紋が広がっている。

 同メディアは「これは単なる移籍の話ではないようだ」と指摘。フェラーリは今季に高い期待を背負いながらも、タイトル争いで後手に回っており、フレデリック・バストール代表の去就も注目されている。そんな中、レッドブルで数々のタイトルを獲得するなど、実績十分なホーナー氏のアピールが奏功する可能性があるという。

 元F1チームマネジャーでアナリスト兼専門家のピーター・ウィンザー氏はユーチューブの「キャメロン・CC」で「今はクリスチャンに対する好意的な感情が芽生えている。スキャンダルが起こっていた頃は、誰もが彼がレッドブルから解雇されることを切望していました。しかし今では誰もがホーナーを再び愛するようになり、彼がフェラーリに移籍する可能性は十分にあるでしょう」と指摘。さらに「クリスチャンは素晴らしい男だと思う。レースに対する頭脳も非常に優れているし、心根も正しいと思う」と猛プッシュした。

 各メディアによると、今季限りで解任もささやかれているバストール代表は、ホーナー氏の発言に不快感を示しているという。今シーズンも終盤を迎え、来季に向けた新チーム編成の動きも注目を集めそうだ。