19日のNHK大相撲秋場所7日目の中継にゲスト出演し、注目の人となった女優の国仲涼子。目を引いたのは白い服装だった。

 国仲は28日スタートの連続テレビ小説「ブラッサム」でヒロイン(石橋静河)の継母役を演じることから、出演に至ったとみられる。隣に座った解説の高田川親方(元関脇安芸乃島)から「ファミリー」と呼ばれ、部屋での餅つき写真が紹介されるなど、親交の深さをうかがわせた。

 そして幕内最初の1番が、高田川部屋の湘南乃海が十両の風賢央を迎えた一戦。前頭17枚目で6連敗中と後がない湘南乃海は、立ち合い右に動いて上手を取り、下がりながらの投げで決めた。勝っても負けても前に出ることを望んでいた師匠の高田川親方が「内容は最悪です。こういう相撲は私は嫌い」と渋いコメントを発した一方、国仲は「よかったです。ヒヤヒヤしました」と初日が出た結果に安堵した。

 勝負がついた直後、実況の太田雅英アナウンサーは、湘南乃海が「大きく息を吐きました」と土俵上の様子を伝え「国仲さんも思わず今、拳を握りました」と続けた。国仲が「よかったです」と話すと、太田アナは「相撲を見る前に両手を合わせていらっしゃいませんでしたか?」と尋ねた。

 画面には両拳を握る国仲のアップも。さすがに一方に寄っていると思ったのか、太田アナは「NHKも…こんな…すいません」。すかさず高田川親方が「力士はガッツポーズしちゃいけませんから。まぁ、ゲストは大丈夫です」とフォロー。太田アナが「高田川部屋と親交が深いということでお許しいただければと思いますが」とまとめた。

 ここまでくると国仲の純白シャツ姿も偶然とは考えにくい。場所中、白星につながる「白」は何よりのゲン担ぎになる。湘南乃海について普段の印象を問われると「よく食べてます」とおかみさんのような言葉を繰り返した国仲。結果的に白い服は、今場所初白星への追い風を吹かせた形となった。

 角界のゲン担ぎは13日のフジテレビ系「サザエさん」でも語られた。ライバルでスポーツ万能の星宮に相撲対決を挑んだカツオは、体作りの食事にも気を遣う。食卓で黒豆を勧められると、力士に「黒」は縁起が悪いと答えた。〝大相撲あるある〟的なゲン担ぎの一つが「白」「黒」にまつわる縁起話だ。