マイケル・ジャクソンの長女パリス・ジャクソンが、15歳の時に自殺未遂を起こした後、ユタ州の治療センターに送られ、その後も心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされていたことを明かした。米誌ピープルが17日、報じた。

 17日に放送されたジェイ・シェティ司会のポッドキャスト番組「オン・パーパス」の最新エピソードで、パリスはユタ州の施設について質問され、15歳の時に自殺未遂を起こした後、その施設に送られた経験を語った。

「(入所者は)それぞれが違っていました。それほどひどくなかったところや、もっとひどかったところに行ったことがある人も知っています」と、現在28歳のパリスは語り始めた。

「入院前よりも明らかにPTSDが悪化して退院しました。数か月間そこにいたため、退院後も2~3年間はそこに戻る悪夢にうなされました」と彼女は続けた。

 パリスは自身の経験を振り返りつつ「身体的虐待や性的虐待を受けなかったのは幸運だった」と振り返ったものの、違うケースの虐待は経験したと語っている。

「そこでは間違いなく心理的、感情的、精神的な虐待が数多く行われていました。例えば、クライアント同士を対立させるようなことがありました」とパリスは語り、ルームメイトやセラピストを信用できないと感じていたという。

「そこでは誰も信用できない。何を言っても最低ランクに落とされる可能性があるし、家族に電話しても(誰かが)聞いているから話せない。家族に電話して『彼女の言うことなんか聞くな。嘘をついている』って言うんです。そうすると罰を受けることになる。薬漬けになってゾンビみたいになって、本当に辛かった」

 パリスはこう結論づけた。「そこから抜け出したければ、ある程度ゲームのルールを学ばなければならないのです」

 2017年のローリングストーン誌のインタビューで、パリスは自殺未遂について語り、それは「自己嫌悪」と「低い自尊心」の結果だったとしており「自分は何をやってもうまくいかない、もう生きる価値がないと思っていました」と語っている。

 当時、パリスはユタ州の施設で過ごした時間についても語っている。

「今の私は全く別人よ。私は狂っていたの。本当に狂っていたわ。思春期特有の不安に悩まされていたの。それに、うつ病や不安障害にも誰にも助けを求めずに一人で対処していたのよ」

 パリスのニューアルバム「ハピエスト・デイ・オブ・マイ・ライフ」は、8月21日にリリースされる。このアルバムは2020年にリリースされたデビューアルバム「ウィルテッド」に続く作品となる。