ハーバード大卒のバイオリニストとして知られる廣津留すみれがBS日テレのトーク番組「森田健作アワー 人生ケンサク窓」(8月22、29日、午前9時)に出演することになり、東京・新橋の日テレSKYスタジオで収録を行った。

 俳優の森田健作が、話題のゲストを招いて人生を振り返りながら、今を生き抜くヒントを〝ケンサク〟していく番組。大分市出身の廣津留は米ハーバード大学に進学し、卒業後は名門ジュリアード音楽院の修士課程を修了。現在はバイオリニストとして国内外で演奏活動を行うだけでなく、教育やメディアなど幅広い分野で活躍している。番組の中で「人生を支えた1曲」を尋ねられた廣津留が挙げたのは、シンガーソングライターのaikoの「キラキラ」だった。

 小学生のころ、高速バスに乗ってバイオリンのレッスンに通っていたという廣津留。その車中でいつもaikoのアルバムを聴き、中でも「キラキラ」が一番のお気に入りだったという。さらに「ライブに行きたかった」という理由でファンクラブにも入っていたことを明かした。

 そんな思い出の曲も、年月とともに聴こえ方が変わった。「当時は小学生だったので、その時に聴いた曲の印象と今では全く違う。音楽でも自分の成長を感じることが多い」と振り返り、一つの楽曲を通して自身の変化を実感しているという。

ヨーヨー・マ氏(ロイター)
ヨーヨー・マ氏(ロイター)

 一方、バイオリニストとしての人生を大きく変えたのが「世界的チェリストのヨーヨー・マさんとの出会いでした」と吐露した。

 きっかけはハーバード大学で行われたレセプション。それまで廣津留にとってバイオリンは、決められた通りに演奏し、コンクールでいい賞を取ることが一つの目標だった。しかし、ヨーヨー・マとの出会いによって「自由に弾いてもいいんだと思った」と価値観が大きく変化したという。廣津留はヨーヨー・マについて「とにかく人格者だったのですが、面白いオッチャンっていう感じ」と意外な素顔も披露。「よく日本語でギャグを飛ばしてくれた」と振り返り、世界的巨匠との交流を楽しそうに語っていた。