お笑いコンビ・千鳥の大悟(46)、ノブ(46)が出演する大阪・ABCテレビ「相席食堂」(関西ローカルなど、火曜午後11時17分)の7日放送で女性声優がセクハラされるシーンがあり、ABCが13日、謝罪した。大悟とノブは当該シーンに〝悪ノリ〟したボケを披露してしまった格好だが、所属する吉本興業関係者からは番組サイドへの苦言が漏れた。
7日放送では、M!LKの塩﨑太智が京都・宇治市のうなぎ料亭で行ったロケの模様が紹介された。店内のうなぎをつかみ取りし、そのまま焼いて食べられる店だ。
プライベートで来店した2人の女性声優がうなぎの串打ちに挑戦。その最中に同店の男性従業員から腰を両手でポンポンと触られる場面があり、思わず顔を上げて苦笑いするしかなかった。
番組名物の「ちょっと待てぃ!!」ボタンが押されてスタジオに切り替わり、大悟は「ケツ触ってた?」と聞き、ノブは「うなぎみたいな顔したハゲおやじが」とうなずく。大悟が「このためにやってるから。うなぎ体験」と悪ノリすると、ノブも「このセクハラのために」と同調した。
ABCは13日、腰への〝お触り〟は不適切だったと認めて謝罪。見逃し無料配信動画サービス・TVerでは当該シーンをカットした。
「相席食堂」はゲストが全国各地でロケし、千鳥の2人がおもしろシーンがあった瞬間、「ちょっと待てぃ!!」ボタンを押し、ボケたりツッコんだりする。深夜番組よろしく下ネタが飛び出すことがあり、千鳥の2人がたくみにイジることでSNSではバズる番組だ。
7日放送ではセクハラに悪ノリしてしまった格好だが、事前にカットしなかったことを疑問視する向きもある。吉本関係者の話。
「芸人は話を振られればボケる性(さが)です。『相席食堂』ではセクハラシーンを振られたことで千鳥の2人もボケるしかなかったと思います。番組サイドはなぜ、当該シーン、それに合わせた千鳥の2人のボケをカットしなかったのかなと」
近年は芸人がワイドショー番組でコメンテーターを務め、持論を述べるのが当たり前になった。
「芸人は生放送のワイドショー番組ではカットが利かないので、さすがに発言に気を付けます。バラエティー番組では、リップサービスもあって今でもコンプライアンスに引っ掛かりそうな発言をするのが正直なところ。そのような発言が確認されれば、番組サイドがカットしています」(前出関係者)
吉本芸人の一人は取材に対し、「近年はコンプラが厳しく、我々もそれを理解しているけど、芸人にもそれを求めるのは酷(こく)というのがホンネ。芸人はならず者の集まりなので」と吐露したことがあった。
千鳥の2人としてはセクハラシーンが放送されたこと自体が、「ちょっと待てぃ!!」だったのでは――。












