女優の星宏美と演歌歌手の津吹みゆが30日、都内で朗読劇「ほんとの空・青い空」(東京・新宿区のシアター風姿花伝、4月9日から)の記者会見を行った。

 太平洋戦争下の昭和19年(1944年)が舞台で、高等女学校4年の佐々木和子(津吹)のクラスに赴任してきた代用教員の田中智恵子(星)の2人を軸に先生と生徒の在り方、生きる尊さを描いていく。

 星と津吹のW主演で星は「初めて演出というポジションもいただきました。朗読劇ということでお客様に情景を思い浮かべてもらうことが大切かなと思いますので、作者が書いた一言一言を自分自身のものにしてお客様に伝えていきたい」と意気込みを語った。

 また、津吹は「高等女学校4年の15歳の役ですが、時代的には私の祖父母と近い世代なんです。台本を読み進めていくうちに、なにか他人ごとではないような気がしていて。いまも各地で戦争が勃発している状況ですので、一人でも多くの人に見ていただきたい」と語った。

 また、津吹が心配しているのが役柄が東京出身という事。福島出身の津吹は「なまりが出ないか」心配だという。「昨日もマネジャーさんに、本読みを付き合ってもらったら、マネジャーさんも福島出身で結局、なまっているのかどうかが分からないまま終わってしまった」と笑う。「歌はメロディーがあるから、あまり気にせず歌えるのですが、朗読劇なのでそこはキッチリしていきたい」と話した。