フジテレビの宮司愛海アナウンサー(34)が27日、キャスターを務めたフジテレビ系夕方ニュース番組「Live News イット!」を卒業するとともに、今秋から海外に留学することを発表した。

 この日、番組の最後に同じくキャスターを務めた元NHKでフリーの青井実キャスターとともに卒業を報告。宮司アナは「もっと国際的な視点で報道と本気で向き合ってみたいというふうに思うようになっていきました。今年の秋からは海外の大学院に留学して勉強することを決意しました」などと語った。

 同局を巡っては、今月に入って小澤陽子アナ(34)、勝野健アナ(26)、竹内友佳アナ(37)が次々に退社を発表。昨年3月以降の1年で、定年退職1人を除いて8人のアナが局を離れる異常事態だ。

 フジ関係者によれば、宮司アナは退社ではなく〝休職〟して留学するという。

「宮司アナはフジのアナウンサーでは珍しく、20代のころから労働組合に加入し、組合活動にも取り組んできた。テレビ業界での女性の働き方を勉強したり、アナの待遇改善も訴えてきた。年齢を重ねていくにつれ、しっかり休むことの大切さも痛感。有休取得など、若手が言いやすい環境作りもしていた」(同)

 宮司アナは元タレント中居正広氏の一連の問題が明るみになった際、「Live News イット!」で、自局アナとして一番最初に思いを吐露。「第三者の目を入れて調べてもらう。会社が生まれ変わる一歩にするべきだと私は感じています」などと厳しい言葉を投げかけた。

 同アナは早稲田大学時代からメディア論を学び、卒論はフジを題材にしたほど、愛社精神が強いことで知られる。留学を経てフジ立て直しの一助となるか。