ボートレース児島のGⅢ「第20回シモデンカップ」が19日に開幕した。注目の初日メイン「ドリーム戦」は1号艇で出走したSG2冠の白井英治(44=山口)がイン逃げ快勝。前半5Rでの2着に続き、2走2連対の好発進を決めた。

 一方、「ドリーム戦」では2着ながらレース内容、機力上昇度が光ったのは坪井康晴(43=静岡)だ。3号艇で出走し、コンマ15のトップスタートからまくり差しで突き抜けを狙ったが、田村隆信、湯川浩司に競り込まれてバックでは3艇三つどもえの接戦。それでも2Mで全速ターンを繰り出すと、力強く抜け出しに成功した。

 坪井は前検日にいきなりセット交換(シリンダケース、ピストン、ピストンリングを一気に総取り換え)を敢行。しかし、前半3Rの6着大敗で〝良くない〟と判断するやドリーム戦までに、元通りに戻す作業に着手。そこから改めてキャリアボデーを交換して、機力の上積みに成功したのだった。

 レース後の坪井は「展示タイムが出るようになったし、前検日を思えばだいぶ良くなっている。良くなっているからこそ(2M)でいいところへ抜け出せたのだろうね」とニンマリ。

 4月の住之江GⅠ「開設65周年記念」で4年ぶりとなる通算11度のGⅠ制覇を達成するなど近況も充実一途。相棒54号機のパワーをさらに引き出してV戦線の主役に躍り出る構えだ。