乾燥大麻所持で麻薬取締法違反の罪に問われた俳優・清水尋也被告(26)の判決公判が19日あり、東京地裁は拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑・拘禁刑1年)の判決を言い渡した。
入廷した清水被告は、即日結審したさる8日の初公判と同様、黒スーツに黒ネクタイ。前回と唯一違って、白マスクを付けていた。開廷しすぐ判決が言い渡されると、清水被告はうなずき、粛々とした様子で受け止めた。
続く判決理由では、売人から何回も買っていて大麻に親和性があること、使用頻度が多く依存性もうかがえると指摘された。ただ、本人が二度と手を出さないと更生を誓い、通院や自助グループへの参加で更生を実行に移していることが汲まれ、「社会内での更生の機会を与える」とされた。
「法廷で考えたことや述べたことを忘れずに頑張って」。裁判長から説諭されると、清水被告は傍聴席まで聞こえる声で「はい」とあいさつ。退廷時は裁判官、検察官そして傍聴人にペコリとお辞儀していた。
前回と同様、地裁入りした清水被告を乗せたとみられるバンの中は、黒い幕で覆われていた。一般傍聴席18席を求め抽選に集まったのは126人で、当選倍率は前回とほぼ同じ7倍。
今年6月の刑法改正で、懲役刑・禁錮刑が拘禁刑に一本化され、薬物芸能人初の判決となった。従来の懲役・禁錮刑には反省を促す懲罰的意味合いが強かったが、受刑者の特性を踏まえた刑務作業や矯正プログラムでの更生に重きを置いたのが拘禁刑。












