13日に行われた女芸人ナンバーワン決定戦「THE W 2025」」(日本テレビ系)で審査員を務めたお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品に賛否両論が巻き起こっている。

「THE W」は今大会で9回目の開催。応募総数は過去最多の1044組で、ファイナリストに選ばれた8組の中からお笑いコンビ「ニッチェ」が女王に輝いた。

 女芸人たちが熱戦を繰り広げる中、注目を浴びたのは今回初めて審査員として出演した粗品だ。今年3月に開催された関西の若手芸人が出場する「第14回ytv漫才新人賞決定戦」(読売テレビ)で審査員に抜てきされると、的確な分析と辛口な意見で話題になった。

 この日も粗品は、番組冒頭の審査員紹介から「女やからおもんないとか、女のくせにおもろいとか、そういうのは一切抜きにして真摯に審査したいと思います」とあいさつ。序盤からスタジオの雰囲気をピリつかせた。

 実際の審査では「ちょっと長くしゃべっていいですか」と切り出すとまさかの長尺コメントを展開。出場コンビや観客らに対し「正直、1秒も面白くなかったです」「日テレが集めた今日の客の勘が悪すぎて」などと辛辣に評価。最後は「賞金1000万円にしてはレベルの低い大会やったと思う」と斬った。

 粗品の辛口審査に、SNS上では「全力審査」「粗品の審査員めっちゃいい」など賞賛する声もある中で「長すぎる」「空気悪くしてる」といった意見も寄せられた。

 制作陣の意見もさまざまだ。番組スタッフの1人は「粗品さんの起用が決まったときから懸念はしていましたが、やっぱり審査は厳しすぎましたね。収録も押しましたし、『あれは言い過ぎだよ』とつぶやく声も聞こえました」。

 一方で、別のスタッフは「粗品さんのおかげで、今大会は特に注目度が増したと思います。現場の報道陣も粗品さんがコメントするたびに苦笑していたものの、粗品さんのコメントが気になって耳を傾けていたように感じる」と大会を振り返った。

 良薬は口に苦し――。粗品の審査はお笑い界に一石を投じたようだ。