声優の田中しおりが16日、都内で開催された一般社団法人国際声優育成協会主催の「第14回国際声優コンテスト『声優魂』」でMCを務めた。同じくMCを担当した声優・石川光太郎とともに受賞者の晴れ姿を見届けた。
今回で14回目となる本大会は、これまでに総エントリー数1万3000人を数える中高生向け声優コンテスト。審査員は声優の水島裕、倉田雅世らが務め、大会の進行は石川と田中が担当した。
第7回大会で高校3年生として優秀賞を受賞した田中は、洗足学園音楽大学へ進学。専門的な音楽知識を学びつつ、所属事務所の養成所でも研鑽を積み、声優デビューをつかんだ。学生時代を振り返り、「自分一人では見つけられない感覚がありました。『こういう演技の出し方があるんだ』と気付けたり、みんなで一緒に舞台をつくる中で周囲の存在の大切さを学びました」としみじみ語った。
デビュー後はフリートークに苦戦しているという。「本当に得意じゃないんです。こうして色々と経験させていただいているんですけど…」と苦笑い。続くトークテーマでは緊張からか“甘噛み”を連発し、「まだまだ勉強中の身です。もう一回しゃべらせてください(笑)」とキュートにおねだりして、会場の空気を和ませた。
一方で、声優の先輩として後輩に向けたアドバイスも忘れない。田中は普段から“人間観察”を大切にしており、身の回りの全てが演技の糧になると熱弁。例えば帰りの電車では「自分だったらこう座ってみる」「この人は何を考えてるのかな」と常に思考を巡らせているようで「想像することが引き出しを増やすうえでいちばん大事です。ストックを増やしておくと、例えば『悪役の魔王様』を演じる時でも、『こういう話し方をしてる人がいたな』と引き出せると思うのでオススメです」と温かいメッセージを送っていた。
なお、優秀賞は木原夢菜さん、チュミンヒョンさん、最優秀賞は中村佳稟さんが受賞。中村さんは、学校の放送室での練習の日々を振り返り「素敵な賞をいただけて報われた気がする」と目に涙を浮かべて受賞の喜びを語った。












