3日放送された沢口靖子主演フジテレビ系月9ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」第5話で、沢口演じる捜査員の二宮奈美と日本初の女性総理・桐谷杏子(板谷由夏)の接点が明らかになった。

 首相肝いりで発足した情報犯罪特命対策室(DICT)に所属する巡査部長・二宮が体を張って活躍する同ドラマ。5話は11年前の回想が冒頭に流れ、街頭演説する桐谷を二宮がストーカーから守るシーンが繰り広げられた。当時都議会議員だった桐谷に、二宮は警戒心の緩さを指摘し、セキュリティーについて諭した。

 二宮はDICT以前、生活安全課に長らくいたことが既に明かされている。DICT発足に際して警察から選抜されたメンバーにその名はなかったが、桐谷が直々に指名したことも5話で明かされた。

 冒頭のエピソードにより、桐谷の国政進出はこの11年間になされたことが分かった。つまり、長くても11年で都議から内閣総理大臣にまで上り詰めたことになる。

 地方議員から首相になったのは近年、菅義偉氏と野田佳彦氏の例がみられる。菅氏は横浜市議を2期務め、1996年の総選挙で衆院議員に転じた。野田氏は千葉県議2期を経て93年の衆院選で国政進出を果たす。初当選から首相就任まで、菅氏は24年、野田氏は18年かかっている。

 それだけに、桐谷の歩みについてはX(旧ツイッター)で「とんでもない出世スピード」と驚きの投稿も。リアル世界で日本初の女性総理となった高市早苗氏は、野田氏と同じ93年に国会議員としてのスタートを切った。それから32年。ドラマの桐谷は〝永田町すごろく〟を高市氏の3倍速以上という、異例のスピードで上がったことになる。