お笑い芸人の千原せいじ(55)は本当に反省したのか――。

 発端は7月18日に自身のユーチューブチャンネルにアップした河合悠祐戸田市議との対談動画。クルド人問題をめぐる議論でヒートアップし、同氏に対して「お前、いじめられっ子やったやろ?」「お前、いじめられっ子オーラいかついぞ」などと罵倒し大炎上した。

 それを受け、せいじは3日に謝罪動画を公開。黒スーツ姿で登場し「番組中、感情に流されてしまい、MCとしての立場を見失い、配慮に欠ける発言を多々してしまったこと、さらに視聴した方に誤解をあたえるような発言をしてしまった自分の態度と言葉やすべてにおいて心から反省しております」などと謝罪した。

 炎上発言から77日後の謝罪。コメント欄は「今さら?」という言葉であふれた。

 また動画では一方的に〝いじめられっ子〟認定した河合氏の名前は出さず。「どこに対する謝罪なのか」と指摘が相次いでいる。

 謝罪に至るまでの期間、せいじが「今一度自分自身のあり方をかえりみて、日々を過ごしてまいりました」と話していたことも疑問が残る。せいじは先月19日、都内でジャーナリスト岩田明子氏とのトークライブに参加。取材した人物によれば「ライブ中はいつも通りのせいじ。イベント後には一部記者に直撃され、横柄な態度だったと聞いている」。

 せいじをめぐっては、日本仏教協会も非難する声明を出した。昨年5月に得度式をあげ天台宗の「千原靖賢」和尚となり、同10月に一般社団法人「日本仏教協会」の顧問に就任。しかし今年5月に「不適切な行動」により、同顧問を辞任した。日本仏教協会が先月30日に声明の中で明らかにした。

「不適切な行動」の中身については触れられていないが、関係者の話を総合すると、協会側が本人にトラブルの証拠を突きつけ、事実上のクビ通告を行ったという。

「河合氏との問題が起きる前にせいじさんは日本仏教協会の顧問を辞任している。しかし一連の炎上騒動で協会側にも問い合わせが殺到。なかには『なんでこんな男を顧問にしたのか』『グルで金儲けしたのか』などの批判もあった。声明を出したのは、世間の誤解を解くためだ」(関係者)

 風評被害に頭を抱える協会側。せいじ本人が、炎上騒動と日本仏教協会が無関係であることをアナウンスすべきだが、動画では一切触れず。そればかりか「せいじ氏から謝罪動画に関する事前連絡はありませんでした」(協会関係者)。

 とてもひと区切り…とはいきそうもない。