俳優の阿部寛が23日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、高倉健さんと初共演した思い出について語った。

 阿部は大学在学中の1985年に「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、モデルデビュー。87年には南野陽子の主演映画「はいからさんが通る」で俳優としてもデビューした。

 俳優デビュー後、苦労したという阿部は「下積みとか、まったくしてなかったんで、セリフを読んでるだけで当然難しくなっていった。それが20代の時でしたね」と吐露した。

2014年に亡くなった高倉健さん
2014年に亡くなった高倉健さん

 そんな中、高倉さんが15年ぶりに出演したと話題になったテレビドラマ「チロルの挽歌」(92年・NHK)に端役で出演したという。

 自身が希望し、高倉さんと絡みがある「工事人A」で出演した。「健さんと絡むシーンが1セリフだけあったので『これ、ぜひやらせてもらえませんか』って言って。それは、健さんの現場を見たら、何か自分が変われるんじゃないかって、浅はかに考えたんです」と振り返った。

 その収録後に「健さんが自分の車からわざわざ降りて来て『君はなんでこんな役をやったんだ』って言われて、『健さんの現場に出たいからです』って言ったら『おう、そうか。今度はじゃあ、もう少し絡みのある芝居でやろうよ』って、お名刺いただいてんですよ。うれしかったですよ」と笑顔を見せた。

 ところが、その名刺について「大切にしてきたんですが、なくしました。どこいったか…」と残念そうに明かした。