日本モーターボート競走会は5日、転覆落水事故防止策の一環として、旋回性の向上を目的とした「改造キャビテーションプレート」を取り入れたモーターを全国のボートレース場で導入することを発表した。

 メーカーや競技実施関係者が器材の改良などを検討する「ボート・モーター等改善研究委員会」では、2019年度から主に旋回後期の転覆事故防止のためキャビテーションプレートの形状変更に関する研究を行ってきた。

 プレート後部の角度を従来品より拡大することで旋回性の向上に寄与し、航走を安定させることができるという意見でまとまり、部品を試作。模擬レースなどで航走した結果、旋回の安定性向上が認められた。また、航走性能にも支障がないことも確認できたことから、競走用に導入することを決定した。

 新プレート導入による効果については「旋回性は従来より安定か同等」「起こしや直進性が現行とほとんど変わらず、違和感がない」としている。

 改造キャビテーションプレートは全国のボートレース場で新モーターに切り替わる際に順次、使用を開始する。ボートレースからつでは5日に開幕したルーキーシリーズから新モーターに切り替わっており、改造キャビテーションプレートも導入された。