歌手の橋幸夫さんが4日午後11時48分、亡くなった。所属事務所の夢グループが5日、発表した。82歳だった。

 橋さんは5月にアルツハイマー型認知症を公表後もステージに立っていた。同月31日に救急搬送され「一過性脳虚血発作」と診断され入院。翌6月8日に退院し、その3日後には滋賀でステージ復帰した。

 夢グループの石田重廣社長は今月1日、都内で開催したトークショー中に「どうしてあっという間にこんな状況になったのか僕には理解できません。でも橋さんは生きてます。そして脳以外はすごい元気です」などと寝たきり生活を送っている現状を明かしたばかりだった。

1961年の橋幸夫
1961年の橋幸夫

 1960年に「潮来笠」でデビューした橋さんは舟木一夫、西郷輝彦さんとともに「御三家」として人気を集めた。吉永小百合とデュエットした「いつでも夢を」(1962年)や「霧氷」(1966年)で日本レコード大賞を受賞。ほかにも人気ドラマ「子連れ狼」の主題歌となった「子連れ狼」などヒット曲を多く出した。