俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第33回「打壊演太女功徳」が31日にオンエアされ、歌舞伎俳優の中村隼人が演じる長谷川平蔵宣以の活躍に、SNS上では「カモ平が鬼平になった」と盛り上がりを見せている。
天明7年、江戸で打ちこわしが発生する。新之助(井之脇海)たちは、米の売り惜しみをした米屋を次々に襲撃する。報を受けて混乱する老中たちに対し、冷静かつ的確に提言する意次(渡辺謙)。そんな中、蔦重(横浜流星)は意次のもとを訪れ、米の代わりに金を配り、おいおい米を買えるようにする策を進言する。
この打ちこわしの中で「良いもん見つけたぞ」と小判を投げ入れ、盗みを助長するように扇動したのが「丈右衛門だった男(矢野聖人)」。騒ぎが大きくなりかけた時に〝金を配る〟という蔦重の献策が通り、蔦重は「御救い銀が出るってさ」と街中を触れ回る。
この蔦重の行動で打ちこわしも沈静化しかけるが、このことを快く思わないのが「丈右衛門だった男」。懐から刃物を取りだし、蔦重の命を狙う。蔦重が刺されそうになる…というその時に、助けに入ったのが新之助。蔦重の代わりに刺されてしまう。「これは打ちこわしだ。人を殺める場ではない」と新之助に、「丈右衛門だった男」が襲い掛かろうとするが、その瞬間、男の胸には矢が刺さった。
その矢を放ったのが長谷川平蔵だ。「御先手組弓頭、長谷川平蔵である。これより狼藉を働くものは容赦なく斬りつける。見物しているものは、めし捕らえる」と騒ぎを収めた。
池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」のモデルとして知られている長谷川平蔵だが、この「べらぼう」では、若き平蔵として、女性にめっぽう弱くお坊ちゃんで、チャラいキャラとして登場。吉原の花魁・花の井(小芝風花)に入れあげたあげく、蔦重や花の井に簡単に金を巻き上げられてしまい、ネット上では「カモ平」といわれていた。
それでも、凶悪盗賊団の取り締まりに尽力し、その人柄も相まって庶民から「今大岡」「本所の平蔵様」と呼ばれるようになり、鬼平のモデルとなる。今回の活躍でSNSでは「カモ平が鬼平になった」「鬼平カッコいい」「頭の中で鬼平犯科帳のOP曲が流れましたわ」と盛り上がりを見せた。












