24日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第84回で、恋愛モードになるかとみられたヒロイン・のぶ(今田美桜)と幼なじみで元新聞社同僚の嵩(北村匠海)の関係が一転、冷めかかってしまった。
昭和南海地震(1946年12月21日)をモデルにしたとみられる地震で、高知新報の月刊誌編集部に勤める嵩は安否不明に。丸2日ほど経過後、突然出社した嵩に同僚は「幽霊?」と驚く。徹夜続きの後で寝ていたところに地震が起き、一度は体が跳ねたが、再び寝てしまったという嵩。目覚めて外出して街の惨状に驚いたが、会社に連絡せずにガレキの片付けをしていたのだった。
そんな嵩に上司の東海林(津田健次郎)は「それでも新聞記者か!」と激高。東京で連絡がつかずにいたのぶも、後に電話で「あんたなんてもう起きんでよい。一生寝よれ! 心配して損したわ!」と怒りをぶつけた。
のぶが嵩に激怒するのは3度目。過去2回は、戦争の時代に学生仲間と酒場で語り合ったり、のぶにハイカラ品を贈ろうとする嵩に「兵隊さんのことを考えないのか」と腹を立てたものだった。
今回は命の危機とあって、のぶは無意識のうちに4回も「嵩」とつぶやいていた。嵩の軍隊時代に上官だった八木(妻夫木聡)と語り合った際には、「うちには、なくてはならん人です」としみじみ語る。それだけに、感動の無事報告で2人は一気に恋愛モードかというところで「寝てた」のひと言が冷や水を浴びせる形となった。
一方、X(旧ツイッター)では「嵩は今ドコに住んでるのだろう」というナゾも浮上。地震について、東海林は83話の放送で「建物がようけ倒壊しちょる。あちこちで火災被害も。あいつの住みゆうあたりが一番被害がひどい」と嵩を心配していた。
嵩が寝ていられたということは、よほど頑丈かつ、火も水も及ばなかった家に住んでいたことになる。リアルの昭和南海地震(マグニチュード8・0)で高知市は震度6だった。「四国災害アーカイブス」によると、死者231人、負傷者334人、家屋の全壊1689戸、半壊2822戸、浸水1881戸と甚大な被害が生じている。
もともとは伯父の家で育った嵩。ここしばらく嵩の住居が物語に出てこないため、「みんな今、嵩はどこに住んでる?状態なのよね」とXも〝盛り上がって〟いる。












