歌舞伎俳優の片岡愛之助と尾上右近が18日、京都府内で行われた「流白浪燦星(ルパン三世)」(9月2~26日=京都・南座)の取材会に出席した。
同公演は、2023年12月に東京・新橋演舞場で新作歌舞伎として上演され、国内外から大きな評判を呼んだ。歌舞伎の演目「楼門五三桐」の「絶景かな、絶景かな……」で知られる場面がオマージュされ、右近が演じる石川五右衛門が登場し、愛之助扮する流白浪燦星との対面を果たすというもの。
初演から約2年の時をへて、京都・南座で待望の再演が決定したことについて愛之助は「今回『流白浪燦星』を南座で再演できることをうれしく思っております。初演の時はお客様がどんな反応をするか予想がつかずドキドキしていましたが、その時に『次回やるときはこうしたいな』と感じていたことを、今回はできる限り取り入れようと、いろいろと直しを入れているところです」と説明した。
さらに「今回は石川五右衛門を尾上右近さんが演じてくださいますが、気心の知れた仲間と一丸になって、京都を盛り上げられたらと思っております」と意気込んだ。
役どころについて右近は「前回、尾上松也さんがなさっていた石川五右衛門の役を務めさせていただくということで、前回の五右衛門を踏襲しながらも、自分なりのエッセンスや表現を膨らませられたらと思います。また京都が舞台となっている作品でもあるので、お客様にはご当地的な風味も味わっていただきながら、また一段と盛り上がれるような役割を自分自身が担いたいです」と語った。
見どころについて愛之助は「ビジュアルをはじめ、アニメで皆様もよくご存じの音楽を和楽器で演奏していますので、見に来ていただくとすぐに『ルパンだな』とわかる楽しさがある。なんの説明もいらないので、とにかく劇場に来てください」と述べ、右近も「手放しに楽しんで見てもらえればと思います」とアピールした。












