くりぃむしちゅーの上田晋也、有田哲平、タレントのマツコ・デラックス、フリーアナウンサーの有働由美子の4人が11日、新しい芸能事務所「チャッターボックス」の設立を発表。同時に旧所属事務所「ナチュラルエイト」を全員退社していたことが分かった。事務所設立に際しての声明では、金銭トラブルの存在をにおわすなか、4人の先行きは今後どうなるのか――。
4人は新事務所の公式ホームページで声明を発表。「新会社設立に関するお知らせ」と題し、新事務所の立ち上げを報告した。ただ「全タレントからのメッセージ」として添えられたコメントの文面は前向きながらも、何らかのトラブルが起きていたことを想起させるものだった。「キャリアを重ねていく中で予想もしていなかった出来事」があったとし、「今までお金のこと、経営のこと、大事なことを人任せにしすぎていたと猛省しました」とつづった。
くりぃむら4人が所属していた前事務所「ナチュラルエイト」を巡っては、今年1月に社長のO氏が金銭トラブルで〝失踪〟したことが週刊文春で報じられ、その後に退社していたことが明らかになっている。
その前事務所もこの日、声明を発表し「誠に遺憾ながら弊社内部における会計・税務上の問題が発覚し、現在事実関係の調査を行っております」とし、「今回の件に関して各タレントは一切関与していないものの、タレントそれぞれがより仕事に専念し、その力を最大限発揮できる環境を整えるため、全員が円満に退社し、独立することを了承いたしました」と報告した。
失踪騒動を報じられた前事務所の社長はくりぃむしちゅーの2人を売り出した「名物マネジャー」として知られ、その後に人気タレントのマツコ、有働を迎え入れたことで業界内でも強い影響力を誇っていた。
信頼していた前社長の失踪と金銭トラブルが発覚した際は、くりぃむの2人も相当ショックを受けたようだ。それでも、今回の一件は所属タレントたちにとって決して悪い方向にはいかないという。
キー局関係者によると「くりぃむの2人については、これまでOさんの意向で全ての仕事が決まっていました」とし、新事務所の設立をこう歓迎する。「我々(テレビ局サイド)からすると、面倒な〝聖域〟が崩れた形です。特に上田さん、有田さんに直接企画の提案や出演をお願いできるようになったことが大きい。彼らも社長に気を使って任せていましたが、最近は仕事の幅を広げることを望んでいたんです。今後は2人の活躍の場が増えるのではないでしょうか」
実際、今年4月には有田が13年ぶりにテレビ東京の番組に出演して話題となった。他にもこれまでO氏の意向で〝NG〟だった仕事が続々と解禁されつつあるという。
雨降って地固まる――。ここから「チャッターボックス」所属タレントの快進撃が始まるのか。












