TOKIOが25日、解散したことを受けて日本テレビはグループのレギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜午後7時)の放送継続を明らかにした。迅速な決定のウラには、〝日曜縦ライン〟を崩したくないという日テレの意向があるという。

「DASH」は1995年に放送開始。TOKIOのメンバーの脱退をへて、城島茂(54)、国分太一(50)、松岡昌宏(48)が野菜などの栽培に挑戦。福島県の農水産物のPRも展開してきた。近年はSTARTO ENTERTAINMENTのタレントが出演し、番組の盛り上げに貢献してきた。

 今年は放送30年の節目の年だったが、国分が20日、コンプライアンス違反で無期限活動休止し、番組を降板。その5日後にグループが解散した。

 番組の存続が焦点になりそうだったが、日テレはすぐ放送継続を表明し、城島、松岡の出演継続の調整に入った。

 迅速な対応のウラには思惑が透けて見える。

 日テレの日曜ゴールデンタイム(G帯、午後7~10時)は、「DASH」→「世界の果てまでイッテQ!」(7時58分)→「Golden SixTONES」(略称Goスト、9時)。日テレ局員が明かす。

「『イッテQ』『DASH』とも平均視聴率が堅調。おおよそで『イッテQ』が世帯9%、個人7%、『DASH』は世帯8%、個人6%で推移しています。日曜G帯の数字は長年、民放他局のそれを突き放しています」

「Goスト」は3月いっぱいで終了した「行列のできる相談所」の後番組で、「数字では『行列』にまだ及んでいないけど、動画配信が好評で今後の数字の伸びが期待されています」(同)。

 日テレはテレビ朝日と年間視聴率でトップ争いを繰り広げている。日曜は「イッテQ」とテレ朝系「ポツンと一軒家」(午後7時58分)の争いが激しい。

「『DASH』『イッテQ』『Goスト』は日曜夜、若年層やファミリー世帯に見てもらいたい番組です。この縦のラインは崩したくないというのが局の方針。TOKIOが解散してもすぐ放送継続を表明したのはその表れといえます」(同)

 日テレのラブコールに城島、松岡はどう答えるか。