俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第23回「我こそは江戸一利者なり」が15日、オンエアされ、伊藤淳史演じる大文字屋市兵衛の豹変ぶりに「血は争えない」とSNSでも盛り上がった。
田沼意次(渡辺謙)がロシアとの交易を始めるため、蝦夷地を松前藩から上知(=直轄地化)する計画を進める。そのために、松前家がロシアと抜荷(密貿易)をしている証拠が必要で、意次の息子・意知(宮沢氷魚)が暗躍。その意知に興味を持ったのが誰袖花魁(福原遥)だった。
意知からこの計画に乗らないかと誘いを受けた蔦重(横浜)だったが、申し出を断った。そのことを誰袖に「何をしているんだ」と問い詰めるも、誰袖は「ここですることなんて、一つしかありんせんよ」と煙に巻く。
蔦重が誰袖を抱える大文字屋に問いただそうとしたところ、大文字屋が登場し、誰袖に「ちょいと『ぬクけケにキ』のからくりを考えてみたんだがの」と話しかける。この「ぬクけケにキ」が「抜荷」の暗号と気付いた蔦重は大文字屋に「のんきに『ぬクけケにキ』なんて言っている場合じゃねえでっせ。これ、相当きな臭い話で血だって…」と言いかけるが、大文字屋は「うるせえや! どんだけうまい話だと思ってるんだよ! 花魁があのお方に身請けさりゃ、おまえどんだけ金が入って、どんだけ名が売れるか!」と豹変し、激高する。
いきなりの激高ぶりには蔦重も「親父さま…」と戸惑いを見せるが、大文字屋は「こんなうまい話、逃せるかって言うんだよ」といつもの温和な表情に戻った。
初回から19回まで伊藤が演じていた大文字屋が初代で、21回目から2代目大文字屋として登場している。初代の大文字屋は、いつでも怒鳴り散らすというキャラクター。一方で2代目は物腰柔らかく、真逆のキャラクターだった。
そのため、いきなり見せた激高ぶりに、SNSでも「二代目にも確かに流れる初代の血」「大文字屋の若旦那に父親の魂が乗り移った」「やはり血は争えない」と、視聴者の声で盛り上がりを見せた。












