18日放送されたTBS系日曜劇場「キャスター」第6話で、永野芽郁演じる報道番組「ニュースゲート」の総合演出・崎久保が「記者」として登場する場面があった。
この日のテーマは臓器移植。脳死状態となった夫の肺を幼い娘に移植してほしいと願う母親(中村アン)の訴えを崎久保が病院前からリポートする収録映像が流れた。崎久保はスタジオ生出演で移植問題を語り、メインキャスターの進藤(阿部寛)が「以上、崎久保記者…」と締めくくろうとしたところで突然持論を主張する〝暴走〟を始めた。
バラエティー番組で実績を挙げ、「ニュースゲート」の総合演出に抜てきされたという設定の崎久保。かねて「若すぎるのでは」「ADのような仕事ぶり」などとネット上や番組批評で指摘されてきた。X(旧ツイッター)では「いつから記者になったん?」「記者???」といった投稿も。「自分の正義を振りかざして突っ走る感じ、総合演出の立場だとちょとないわ」とますます〝らしくなさ〟を感じる反応もみられた。
記者になったというよりは、あくまで臓器移植報道において「記者」の役割を果たしたとみられる。とはいえ「会社には取材ですと言えばいろいろと動けます」とまで話している崎久保にこれまで、「演出」に関わる姿が前面に出るような場面はなかった。
一般的に総合演出は、番組の方向性や内容を決めていく総責任者といわれる。くしくも日本テレビ系の水曜ドラマ「恋は闇」にも同じポジションが登場する。田中哲司演じる情報番組の総合演出・野田。55歳という設定で、番組サイトでは「ワンマンでアグレッシブ。見る人を惹きつける演出力には定評がある…」などと紹介されている。
同ドラマは連続殺人を追う情報番組ディレクターと謎めいたフリー記者の関係を軸にした恋愛ミステリー。「野田」は視聴率至上主義のような理屈をかざし、イケイケで岸井ゆきの演じるディレクターらをけしかける。時に怪しげな動きを見せるが、崎久保のように表立って現場で働く姿は見られない。
Xでは「番組によってこんなに違いが出るものなのだろうか」と疑問の声も上がる。両ドラマの「総合演出」2人の〝お仕事〟も注目される。












