お笑いコンビ「錦鯉」が、3年連続となる独演会ツアー「バカの恩返し」を5~7月に開催する。同ツアーを初めて開催した2023年は5都市6公演だったが、今年は10都市12公演と倍増。2021年の「M―1グランプリ」で史上最年長優勝を成し遂げてから3年半、今でも売れっ子であり続けている長谷川雅紀(53)と渡辺隆(47)の2人に意気込みを聞いた。

 23年からスタートした独演会ツアーで、福島と新潟公演は今年が初めて。渡辺は「これまで東北とか日本海側がなかったなと思って。福島と新潟は魚もおいしそうで絶対、酒がうまそう。土地土地の食べ物が楽しみですね」。

 長谷川の地元である北海道は、ツアーを開始して以来ずっとライブを開催している。「小中高、それぞれの友達とか、札幌でお笑いを始めた時の知り合いとか、家族連れて来てくれたりする。知ってる人が年に一度、来られる場所になったのでうれしいですね」

ツアーポスターを持つ錦鯉
ツアーポスターを持つ錦鯉

 最近、うれしいニュースもあった。長谷川は8年間にわたって遠距離交際を続けた大阪在住の女性と昨年8月に結婚。先月、ようやく同居を始めたという。一緒に住んでから、まだ数週間。さぞかし甘い生活を送っているのかと思いきや、そんな雰囲気ではないとか。「毎日怒られてる」と明かした。

「バスタオルをキャリーバックの上に置いたら、『何でそこに置くんだ』と。『臭くなるだろ』って。『ゴメン』と言ったら『2回目です』。それに夜、『腹減ってないけど何か食べたい』と僕が言ったら、2口で食べれるくらいのチーズをチビチビ食えって言うんですよ。スナック菓子も食べる分だけ出して、それで終わりにしろ、と。そうしたらゆっくり食べるからって」

神妙な顔で話す長谷川(左)とニヤつく渡辺
神妙な顔で話す長谷川(左)とニヤつく渡辺

 長谷川は今年2月に放送された、フジテレビ系の「さんまのお笑い向上委員会」の収録中、立ちくらみがして倒れたこともあった。

「オンエアもされたんで知り合いから心配されましたが、僕は全く大丈夫です。ただ体重が20キロ増えたんで、やせなきゃっていうのはあるんですけど…」

 太った原因の一つは、M―1で優勝した後、それまでなかった奥歯を18年ぶりに入れ、いろんなものを食べられるようになったこと。「今まで食べられなかった硬いものを食べたい欲求にかられて…。鳥の軟骨揚げとか。大抵のものはよだれで溶かして前歯で何とかなるけど、鳥の軟骨はムリ! あとジャーキーも」と力説すると、渡辺が「真面目に聞く話じゃないですよ!」とツッコんだ。

 ただ奥歯ができて、うれしかったこともあったとか。「18年ぶりにほっぺたの内側を噛んだんですよ。うれしくてね。懐かしくて。痛くて、普通ならムカつくところがうれしくて」

 とはいえ夫人と同居することにより、食事面は今後、改善されそうだ。

「こないだ3~4年ぶりに炊飯器でご飯炊きました。それまではコンビニとかスーパーのものばかりだったから」

おもしろポーズをする錦鯉
おもしろポーズをする錦鯉

 一方、相方の渡辺は禁煙して7か月たつというが、「体調が良くなったとは思えない。今でも吸いたい」と明かす。

 また2人がM―1王者になった後、ウエストランドと令和ロマンが優勝したが、なぜか2組とも不祥事を起こした。錦鯉は大丈夫なのか? 

 長谷川は「我々の場合、不祥事より体調崩してどっちかがいなくなる可能性が高いので、そうならないように気を付けます」と冗談交じりに話していた。

☆にしきごい はせがわ・まさのり(ボケ担当)。1971年7月30日生まれ、北海道出身。わたなべ・たかし(ツッコミ担当)。78年4月15日生まれ、東京都出身。2012年にコンビ結成。長谷川が50歳、渡辺が43歳だった21年の「M―1グランプリ」で優勝。その後はテレビのバラエティー番組を中心に活躍を続けている。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。