来月劇場公開される「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」のトム・クルーズ(62)は、今回のタイトルとは裏腹に、今後も同シリーズを製作し、出演し続けることを示唆しているが、専門家らは、60代のクルーズがこれまでのように命知らずなスタントに挑戦し続ければ、それは死を意味すると警告している。

 米芸能ニュースサイト「レイダー・オンライン」によると、クルーズは「ミッション:インポッシブル」シリーズで1本あたりの出演料は約1億ドル(約143億円)で、興行収入の一部も受け取る契約になっている。だが、報酬そのものに加え、クルーズにとっては自らスタントをこなすことこそが生きがいで、今後もやめるつもりはないというのだ。

 そんな中、「ミッション:インポッシブル」最新作の予告編が先週公開され、〝スーパースパイ〟イーサン・ハント役を演じるクルーズは、飛行中の航空機の側面にしがみつくなど、今回もド派手なスタントを披露している。

 パラマウント・ピクチャーズは、「本作がシリーズ最終作」と臭わせながらも、クルーズはすでに新作に興味を示しているとされる。

 カリフォルニア州チャップマン大学映画学部のスティーブン・ギャロウェイ学部長は同サイトに、「ミッション:インポッシブル」から得られる富と地位を考えると、クルーズが同シリーズから身を引くことは考え難いと指摘。パラマウント側も虎の子の同シリーズを継続させるため、あらゆる手を尽くしてクルーズの出演を後押しするだろうと語った。

 クルーズは1996年、第1作の「ミッション:インポッシブル」で初めてハント役を演じて以来、同シリーズは2023年の「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」まで7作品で興収総額40億ドル(約5738億円)以上を稼ぎ出している。

 一方、映画関係者らは、クルーズの年齢を考えると、このまま危険極まりないスタントを続ければ、いつ不測の事態が起きてもおかしくないと懸念を示している。

 だが、そんな心配はどこ吹く風。クルーズは今年初め、アンチエイジングのために酸素ボンベを背負って深海潜水を行い、極端な方法で呼吸パターンの訓練をしていると伝えられた。本人も先日、水中での新たなスタントに取り組んでいることを明かし、次作への取り組みをほのめかした。