2026年北中米W杯アジア最終予選に臨んでいるインドネシアがバーレーンのドラガン・タライッチ監督の発言に激怒したと、地元メディア「CNNインドネシア」が報じた。

 同予選C組で4位インドネシアは20日に本拠地で同じ勝ち点6の5位バーレーンと激突する。1、2位がW杯出場権を獲得し、3、4位が4次予選に進む方式とあって本大会切符を狙うインドネシアにとって重要な一戦となるが、24日に記者会見したバーレーン指揮官の発言が波紋を広げているという。

 タライッチ監督は「私はインドネシアの試合を何度も観戦した。試合を見るたびに2、3人の新しい選手が目に入るが、オランダと英国からの選手で、インドネシアからは誰もいない。3億人の国民がいるが(インドネシア代表選手は)ほとんどオランダから来ている」とコメント。インドネシアが主にオランダからの帰化政策を進め、20人以上の選手が代表入りし、チーム強化を図っていることに皮肉を込めた。その上で「だが問題はない。われわれはインドネシア代表を尊敬しており、勝つために来ている」と付け加えた。

 同メディアは「タライッチ監督の辛らつな皮肉はSNS上のネットユーザーから多くの反応を得た。ネット民は指揮官の言葉を受け入れなかった」とし「よく話すね、黙ってくれないか」「問題はないだろう」「バーレーンの監督は代表チームのファンと対戦することで精神的なプレッシャーをまぎらわそうとしているようだ」と嫌悪感を示した。

 さらに「たった3億人だよ。中国やインドは20億人いても帰化している。イタリアでさえ、帰化してる」「彼ら(バーレーン)には帰化する血統がないから恐れているんだ」と怒りをにじませて反発していた。