俳優の山崎努(88)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今月11日に甲状腺機能低下症で亡くなっていたことが分かった俳優で歌手のいしだあゆみさん(享年76)を悼み、思い出をつづった。

 いしださんとはドラマ「祭ばやしが聞こえる」(1977年、日本テレビ)など多数の共演がある山崎だが、強く印象に残っているのは、NHKで放送されたドラマ「天使のマラソンシューズ」(1999)のようで「どんなときでも笑顔を絶やさず優しかったいしだあゆみちゃん。北海道縦走マラソンのドラマで一緒に走ったことを思い出しています」と当時を振り返った。

 さらに「腰痛で苦しんでいた僕に、わたしも腰痛持ちだから、用心して持ってきたの、と生ゴムのベルトを貸してくれたね。いや、今も僕のところにあるから、貰ったんだ」と人柄に触れた上で「マラソンドラマは、各々様々な苦しみを抱えた人々が黙々と走るというストーリーだった。夕暮れの路上で哀しみに耐えかね、泣き崩れるきみの鮮烈な演技が今、僕の頭の中で蘇っている」と回顧し、いしださんをたたえた。

 最後は「辛いこともあったんだろうね。でも、終ったんだね。少しゆっくりしたらいいよ」とつづり、故人をしのんだ。