地下アイドル出身のプロマジシャンとして知られる八木咲音里(やぎ・さおり=31)が3月2日放送のFM NACK5「森田健作 青春もぎたて朝一番!」(午前6時30分~)に出演することになり、東京・有楽町のスタジオで収録が行われた。
バッターとピッチャーの二刀流で活躍するドジャーズの大谷翔平を見て「二刀流を目指したい」と思ったという。昨年12月には東京・六本木にマジック・バーもオープンさせた。「マジックを武器にしたことでお仕事の幅も、可能性も広がった」と笑顔。
八木は大学2年の20歳の時にアイドル・グループ「ハニースパイス」に加入した。「両親が反対していたので、親の同意がいらなくなる20歳まで我慢してきたんです」。加入後はライブ中心の活動だったが、1年半たったあたりからパニック障害を発病してしまい「苦渋の選択で卒業した」という。「中途半端な気持ちで活動を続けていたら周りに迷惑をかけると思ったのです」。
その後「何か特技を身につけよう」と探している中でマジックに行き着いた。「魔法が使えたらいいなって気持ちで、マジックの練習を繰り返した」そうで、始めてから1年経った時に、チャレンジとして「Tokyo Magic Carnival」に出演。同カーニバルではMr.マリックやマギー司郎などレジェンド・マジシャンの前で「ダークなイメージでメルヘンな女の子を表現するホラーチックなマジックを披露しました。私はステージ経験もあったので自信もありました。ですから、会場も盛り上がって、改めて自分を表現するのがマジシャンにもあると思いました」。
そんな中、アイドルとマジックの融合を図れないかと考え、改めて女性アイドル・グループ「KNU oNEW(ケイエヌユー・オニュー)」に加入。「ライブ中心の活動でしたが、地下アイドルの中では人気があったんです。ただ、コロナ禍で思ったほどの活動が出来なかったのが残念でしたが…」と振り返る。
その一方でショックだったこともあった。「六本木にマジック・バーで『YORO』があったのですが、コロナ禍の影響で営業が出来ずに結局、閉店せざるを得なくなってしまったんです。私の師匠の店だったのですが、マジシャンとして私をイチから育ててくれた場所だったんです。しかも閉店してしまったことで、私を成長させてくれた先輩や仲間たちもバラバラになってしまって…」。
閉店後は新たなマジック・バーをオープンすることが目標となった。「アイドルの経験も活かし、マジシャンとしても活動をして、今までお世話になった人たちのためにも頑張らないとダメだって思うようになった。今、振り返ると大谷(翔平)さんの二刀流の活躍に刺激された部分がありましたね」。
その思いが結実して昨年12月、六本木にオープンしたのが「M.o.L」だ。「Magic of Lif」の略で「小さな店ですが、基本的に毎日、私も店に出てテーブルマジックを披露しています。アットホームな雰囲気の中で、またみんなと一緒に最高のエンターテイメントの場所を作りたいと思っています」と意欲を見せていた。
八木について森田は「夢や目標に向かって頑張っていくことは素晴らしいこと。八木さんのマジックも見たいけど、ライブハウスでの歌やダンスも見たかったな」と苦笑いすると、番組パートナーの酒井法子も「マジックは大好きなので今度、お店に行ってみたい」と語っていた。












