映画・劇場版「野球ユーチューバー有矢」が2月2日から首都圏初上映されることになり、坪井昭久監督(56)と主要キャストの俳優Kいち(48)が先日、見どころを語った。
この映画は実在する野球系の人気ユーチューバー・野球YouTuber向(33)のこれまでの半生を描いたもの。競技人口700万人という草野球を舞台にしたユーチューブで、登録者数30万人を超える人気のチャンネルだ。
坪井監督は、向と以前から知り合いだったという。40歳になってから草野球を始めた坪井監督は、監督兼プレーヤーとして年間200試合をこなす〝草野球狂〟。そうしたなかで10年ほど前、草野球チームに応募してきた向と知り合った。
ただ坪井監督に言わせると、向は「どうしようもないヤツ」だ。「まず『福岡の強豪校出身』と言ってたけど、それがウソだった」。またユーチューブは2人で立ち上げたが、動画を撮るために一戸建てを借りて向と住んだところ、「1か月もしないうちに出て行って、彼女に家に移っていった」。そういうことが重なったため、「とても一緒にはやれない」と思ったという。
そうして一緒に立ち上げたユーチューブから坪井監督は離れ、向が1人でやり始めたが、なんとそれが人気のチャンネルとなった。「検索する際、『やきゅうゆ』まで入れると『野球YouTuber向』が最初に出てくる」(坪井監督)
袂を分かったにもかかわらず映画にしようと思った理由について、坪井監督は「向だけが成功して正直悔しかったんで、だったら映画にしてやろうと」と、向への〝やっかみ〟がモチベーションになったと明かした。
映画では、にあたって坪井監督の長年の友人であるKいちが監督役を務める。向をモデルにした主人公の有矢役の侑真(26)をはじめ、出演者は野球の技術を優先してオーディションで選んだ。Kいちは「侑真とは撮影までの3カ月間、健康ランドとかも一緒に行って、草野球も一緒に行って声を出してきました」と渾身の役作りをしたという。
映画は昨年10月に監督の地元の長野県を皮切りに順次公開。2月2日から8日までJR横浜駅西口近くの映画館「ムービル」で首都圏初上映される。3日には監督、主要キャストのほか、向も登壇して舞台あいさつを行うことが決まっている。












