ボートレース江戸川のGⅡ「江戸川634杯 モーターボート大賞」の優勝戦が20日に行われ、1号艇の湯川浩司(44=大阪)が逃げて1着。約4年ぶりのグレードレースVを飾った。

 当地4回目の優勝。過去3VはすべてGⅠ。「江戸川ではGⅠしか勝っていないというのが自慢だったのに…。これで自慢できることがなくなったわ」と冗談交じりに言った。

 しかし、湯川にとって大きな転機になるVだ。2020年4月の蒲郡GⅠ65周年以来3年9か月ぶりのグレードレース制覇。「不甲斐ない日が続いていたけど、今節はいい緊張感で過ごすことができた。やっぱりこういう日々を過ごさないといけない、と思った」。ハイレベルな舞台で優勝争いに参戦することの大切さをあらためて実感するシリーズとなった。

 SG常連だったが一昨年、昨年は1大会ずつの出場にとどまった。この優勝で2025年3月の若松クラシックの出場権も手にした。

 強豪・大阪支部も若手の台頭により世代交代の波も押し寄せている。そんな状況の中、きっぱりと力強く言い切った。「それが大阪の伝統だから」。まだまだ第一線から退くつもりは微塵もない。