弁護士の三輪記子氏が5日、ABCテレビ「news おかえり」に出演。岸田文雄首相が立ち上げを表明した「政治刷新本部」について「やる気を感じない」と厳しく指摘した。

 岸田首相は4日、総理大臣官邸で行った記者会見で自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、再発防止に全力を尽くす決意を示した。総裁直属の「政治刷新本部」を来週発足させ、政治資金の透明性拡大や派閥の在り方に関するルール策定を検討する。顧問に麻生派会長の麻生太郎氏、無派閥の菅義偉前首相を据える。

 このニュースに三輪氏は「刷新本部ってありますけど、顔が古くないですか?」とピシャリ。「裏金作りが常態化したのが20年って言われてる。この20年の間に総理大臣をやった人が2人顧問になってるんですけど、麻生さんは当然派閥のトップなわけだし、菅さんは無派閥だけれども安倍政権が長かった時の官房長官もやってたわけで、何にも知らなかったはずなんてないと思うんですよ」と訴えた。

 続けて「それなのに刷新本部の顧問とか言ってる時点で『あ、なんかやる気ないんだな』と思いますし、問題の本質を岸田総理が全く理解してないだなという風に感じる」と批判した。

 その上で「私たちにはマイナンバーカードであったりそういうことで一円でも正確にちゃんと収めないといけない状況なのに、自分たちは領収書なしで裏金作ってた。市民生活の感覚とまったく乖離している状況で、ちょっとやる気は感じないですね」と嘆いていた。