前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が24日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。自民党の裏金疑惑に端を発した〝政治と金〟問題について私見を述べた。
MCの千原ジュニアから「政治資金問題といえば、舛添さんも指摘を受け都知事を辞任されました。この一連の疑惑、どのように思われてますか」と話を振られた舛添氏は「桁が0が2つ違う」ときっぱり。
続けて「私はみんな誤解してるけど、都知事時代の話じゃなくて、国会議員時代の5年間で30万(円)。これ入ってきた方じゃなくて、出てきた方を全部細かく書いて、その中に支出の項目に書くべきじゃなかったというのがあったんで、『これお前が私的に使っただろ』というので炎上した。私も何日間もホテルに缶詰めにされて、朝から晩まで全部特捜に調べられたんです。それで結論は不起訴なんです」と説明した。
その上で「それから比べると、今回桁が違うし、政治家は忙しくて経理担当の秘書とか職員がやるわけですよ、書くのは。それを『俺知らないよ』と言えるかと言ったら、責任者は議員ですから、そこの責任をどう考えるか。派閥のトップの責任をどう考えてるかというのが問われる。そういうことをしっかり追及してもらいたいし、マスコミをあおり立ててやるんじゃなくて、法と証拠に基づいてやるんで、証拠を持って来て『違法だ』というならそれできちんとやればいい」と主張した。
国会議員時代にキックバックを経験したことがあるか?については「ちなみに私は一回も派閥に入ったことがありません。キックバックなんて無縁。ただ仲間の議員が『いやあ、ノルマ果たすの大変なんだよ』『残りは自腹切らんといかんのだよ』という嘆き節は聞きました。しかし『キックバックもらってよかったよ』という話は一度も聞いたことがない」と回想。
キックバックを受けた議員も私腹を肥やしてはいないと舛添氏は推測し「特に選挙に金がかかるんですよ。だからそういうことに使った。大臣にまでなって政治の中に入った人間はあんまりいないので言いますと、地方議員のゆすりたかり体質、その下にいる有権者のゆすりたかり体質、こういうものをなくさない限り根源が絶てない」と問題提起した。
〝ゆすりたかり体質〟とは何か?と改めて聞かれた舛添氏は「例えば盆踊り行ったときに、『政治家の先生、ちょっと後で飲む金くれないのか』っていう不満が来るわけですよ。民主党の議員はくれたのに、自民党はくれないでは小選挙区制で1人しか通らないですから。結局有権者のゆすりたかりや、地方議員はその元金を親分の国会議員のところに求めていくっていうその連鎖なんです。それを断ち切らないといけない」と証言。
さらに「もう一つ、冠婚葬祭。一切、金品の授受を法律で禁止してくれと。葬式には秘書が行ったら持って行っちゃいけないんだけど、私が出たらやっぱり香典持って行く。結婚式呼ばれたら祝儀持って行かないわけにはいかない。じゃあ自分の選挙区で毎月何人死んで、何人結婚式するか。みんな『いやあ○○先生来てください』って言われて行かないわけにいかない。一切、プレゼントからお金からないってなったら、私の計算だとひと月に500万は浮く」と訴えていた。












