いばらの道の先にはあるのは――。

 年内でタレント業を引退する東山紀之は、来年以降、性加害問題の補償業務を行う「SMILE―UP.」の社長業に専念する。

 12月末の東京と大阪でのディナーショーを終え、12月29日にオンエアされるドラマ「必殺仕事人」(テレビ朝日系)の出演を最後に芸能界を引退。当初はタレントのマネジメントなどをする新会社の社長にも就任する予定だったが、その新会社社長には福田淳氏が就任した。

 東山はSMILE社専属の社長として被害者救済に注力する。芸能プロ関係者の話。

「SMILE社はあくまでも被害者の補償をしていく会社。タレントはおらず、収入もなくなる。補償が終われば、会社を解散することになる。つまりは潰した後は晴れて自由の身になる」

 新会社の「STARTO ENTERTAINMENT」社長の福田氏は社長就任の決断理由の一つとして、「90歳まで俳優をやる」と言っていた東山が補償問題に専念するという覚悟を示したしたことを挙げた。

「補償問題が解決するのに何年かかるかはわかりませんが、福田さんが東山を持ち上げるあたり、東山をこのまま終わらせないという決意を感じました」と同関係者は言う。

 無事に補償業務を完遂すれば、東山はこれまで以上に評価されて芸能界に戻ってくることになるだろう。ファンはその日が来るのを待つしかない。