NHK大河ドラマ「どうする家康」は17日に最終回を迎える。出演者の一人、村杉蝉之介容疑者(58)は11日に大麻などの規制薬物を譲り受けたとして麻薬特例法違反(譲り受け)の疑いで逮捕されてしまった。

 村杉容疑者は「どうする家康」で豊臣五奉行の筆頭・徳善院玄以を演じた。秀吉のもとで強い影響力を持ち、家康とも関係を築いたことで知られる人物だ。10月22日の第40話「天下人家康」、10月29日の第41話「逆襲の三成」、11月5日の第42話「天下分け目」に登場した。

 制作会社関係者は「村杉容疑者の逮捕が報じられても、NHK内に緊張は走らなかったとか。大河ドラマはもう最終回のみの放送で、そこに村杉容疑者は出演しないからです」と明かした。NHKも「もともと(村杉容疑者の)出演はない」とした。

 大河最終回の17日には家康ゆかりの静岡市、浜松市、岡崎市でパブリックビューイングが行われ、出演者によるトークショーも開催される。主演の松本潤は静岡市のトークショーに出演予定だ。ここにも当初から村杉容疑者の名前はリストに入っていなかった。

「どうする家康」は29日に総集編が放送予定だが、村杉容疑者が登場する可能性は限りなく低い。タイミング的に村杉容疑者逮捕の余波を免れた大河ドラマだが、最終回を目前に水を差されてしまったことだけは間違いない。