ニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」などの構成を務める放送作家・小西マサテル氏の小説「名探偵のままでいて」が、テレビ朝日でドラマ化され、17日から放送される。日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞した吉川愛が主演する。
「名探偵のままでいて」は「第21回このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した作品。小西氏によると85歳で亡くなった父親をモデルにした小説で「父はレビー小体型認知症を患っていたのですが、それは幻視といって、見えるはずのないものが見えるというものでした。そこで、改めてレビー小体型認知症の名前だけでも周知できればと、小さい頃から好きだったミステリーの形で書き上げた」と言う。
主演に抜てきされたのはNHK連続テレビ小説「おちょやん」で注目された吉川愛。「原作は切ないけど、じんわり心が温まるようなお話でした。それが脚本でも大切にされていて、第一話から胸に迫るものがあり、『これは頑張って演じなければ』と気合が入りました」と意気込みを語った。
小西氏は今回のドラマ化については「(ドラマの)脚本を拝読した時点で“これは面白くなる!”と確信した」と明かし、「主人公を演じる吉川愛さんと、認知症の幻視に真実を見る祖父役の奥田瑛二さん。私の脳内では、既に“孫娘と祖父”と、いずれ別れの時がくる関係ならではの切なくも温かい笑顔と会話が何度も再生されています」と期待を寄せている。











