14日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)は、福岡県議会の〝カツアゲ〟疑惑渦中にいる中尾正幸副議長の会見を生中継した。
福岡県議会をめぐっては、吉松源昭県議が2020年の議長就任前に中尾氏に1000万円を求められたと証言し、やり取りの音声データを公開した。テレビ西日本と西日本新聞が共同で日本音響研究所に鑑定を依頼したところ、99・99パーセントで中尾氏の声だったという。
中尾氏は会見で金銭の受け取りを否定し、音声データについても「今どきはAIでなんとでもなるからねといろんな方からそう言われますので、その意見を踏まえるとやはり信憑性に乏しいと思っています」とAIによる改ざんの可能性を指摘した。
質疑応答で記者から科学的な鑑定を否定する材料は何かと問われると、「私は専門家ではありませんので、私の感覚では信じられないということ」と否定の証拠はないと証言。県民が納得すると思うか聞かれると、「納得しないでしょうね」と話した。その後のやり取りでは「会話は存在しているのでしょうね」とトーンダウンした。
番組MCの宮根誠司が「当初は『AIで音声もつぎはぎできるから』とおっしゃっていたのが、日本音響研究所が調べてその可能性も低いって言われて、急に『私がしゃべったことですね』ってひっくり返りましたね」とまとめると、コメンテーターの野村修也弁護士も「この事実については否定できない状況まで追い込まれたというのが今の会見。音声自体は自分のもの、内容も改ざんされていないというところまでは本人も認めざるを得ないところまでなった」と受け答えた。
宮根は「相当、理論武装はしてこられると思っていた。99・99パーセント中尾さんの声だという科学的な分析結果が出ているので、そこに対しての理論武装はして会見するのかなと思ったらそこでグチャグチャっとなっちゃった」とあきれた。
番組に出演した政治学者の白鳥浩氏も「おそらく自分(中尾氏)としてはこれでなんとか説明できると思った。AIというわけのわからないものにすがったが、それも科学の産物なので、科学で違うと言われてしまえばそうなっていく」と同調していた。












