お笑いコンビ「和牛」(水田信二=43、川西賢志郎=39)が12日、所属事務所・吉本興業の公式サイトで来年3月末に解散することを発表した。

 単独ライブをやれば即ソールドアウトの超人気コンビ。実力も折り紙付きだけに「なぜ?」という言葉が浮かぶが、ファンの間では〝予兆〟はあったという。

 和牛と「アキナ」「アインシュタイン」の3組によるユニット「アキナ牛シュタイン」の全国ツアーの3公演が先月24日、突如中止となったのだ。この時「諸般の事情により中止になりました」と説明されたが「和牛の周辺がザワザワしているという話はあった」(ファン女性)という。

 今回、公式サイトで明かされた解散理由が水田の遅刻グセだった。

 水田は「きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました」と告白。

 川西も「3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました」とつづった。

 解散理由についてここまでつまびらかにするのも珍しい。お笑い関係者によると「水田の遅刻グセは今に始まったことではなく、10年以上前にも水田主催のトークライブに本人が遅刻して大問題になったことがある。この時も解散が浮上したが、何とか持ちこたえた」と話す。

 和牛を知る関係者は、舞台を中心に勝負したい川西とテレビに出たい水田の〝方向性の違い〟を挙げる。

「もともと2人はM―1を最大目標に、舞台を大事にしていた。ブレーク後、テレビの世界を回ってみて、その仕組みが嫌になったのが川西。反対に水田は『テレビもやった方がいい』と考え、軸足を移していった。2人とも自分の信念は曲げないタイプ。そこでズレが生じたのだろう」

 2人の高度な掛け合いを見られないのは残念だ。