お笑いコンビ「ナインティナイン」が、30日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、これまで営業や前説の経験が少ないと明かした。

 ナイナイが所属する吉本興業では、最も営業に行く回数が多い芸人はジョイマンであることが先日、発表されたが、岡村隆史は「われわれホントに、営業行ったことがほぼない」と明かした。

 営業だけでなく前説の経験もほとんどないという。前説とは、番組やイベントの前に観客に行う説明のこと。拍手や笑うタイミングの練習などを行い、若手芸人が担当することが多い。

 岡村は「いきなりドでかい前説から入ってしまって、『あ、コイツら前説で使われへんわ』ってなって、前説の仕事が入らなくなった。これはもう伝説の、ダウンタウンさんの番組の前説」と明かした。

 この番組とは、特番として1991~93年に日本テレビで放送された「ダウンタウンスペシャル 男ットコ前やなー」。岡村は「前説やってくれって(言われて)。『えっ、ダウンタウンさんの番組?』ってなって」。

 それまでナイナイは前説をやったことがなかったそうで、実際にやってみたところ「もうゴリゴリにスベったんですよ」と岡村は明かした。

 続けて「前説知らんから、拍手の練習とかもせずに下がろうとしたら、『いやいやいや』って言われて…。『拍手の練習』って言われて。『えっ、拍手の練習ってなんやろ』みたいな状態ですよ」。

 その時、ナイナイに説教したのが、現在吉本興業の社長を務める岡本昭彦氏。「前説とかもやったことないから、そら分かれへんわなあ。これからちょっとあれやなあ。いろいろ勉強していかなアカンなあ」と言われたそうで、岡村は「すんません、って言うてん、その時」。

 ただその後、前説の仕事は一切入らなかったそうで、岡村は「それ1回だけちゃう? 1回だけ。前説1回、ダダスベリ」。相方の矢部浩之は「盛り上げんの苦手やな。われわれ」と苦笑した。