日本テレビの笹崎里菜アナウンサー(31)が年内で退社する。
2011年にミス東洋英和に選出された笹崎アナは日テレから内定が出るも取り消されたことで提訴。和解が成立し、2015年に入社した。「当初は腫れ物扱いだったが、現場で精いっぱい仕事に取り組む姿勢を見せ、局内にどんどんシンパも増えていった」(日テレ関係者)
入社1年目の9月に情報番組「シューイチ」のレギュラーに就任し、エンタメコーナーを担当。ただ決して女子アナとして大きな仕事を任されたとは言えず、22年10月に情報番組「バゲット」で初の帯番組MCとなるも、わずか半年後に番組は終了。それから番組出演の機会は激減していた。
そんな中でも、日テレが放送したラグビーW杯フランス大会で、笹崎アナは実況班に女子アナとしてただ一人加入。さらにユーチューブチャンネル「#日テレ女子アナラグビー部」を企画、立案し、競技の魅力を発信するなど、自ら動いて切り開いてきた。
笹崎アナは退社にあたって「寂しい気持ちもありますが、ここで得た経験や愛情を胸に次のステップに進みたいと思います」とコメント。
退社後はどうするのか。「フリーとして活動すると言われています。すでに複数の事務所が接触しているという話です。ラグビー界とのパイプだけではなく、2016年には東京マラソンを完走するなど、スポーツ界での活躍が見込まれていますから」(制作会社関係者)
どうしても「内定取り消しの…」と色眼鏡で見られることが多かった笹崎アナだが、日テレを退社して大きく羽ばたくことができるか。