編曲家の松任谷正隆(71)が31日、都内で行われた「松任谷正隆エッセイ集『車のある風景』出版記念イベント」にフリーアナウンサーの安東弘樹(56)とともに出席した。

 エッセイ集「車のある風景」は、松任谷が日本自動車連盟機関紙「JAF Mate」で連載中の同名人気エッセイを書籍化したもの。未発表の新作も含む全61回で、車にまつわる出来事や思いがつづられている。

 松任谷は、生演奏の中にシンセサイザーの音が加わるようになったタイミングと、車がキャブレターから燃料噴射に切り替わったタイミングが時代的に重なっているように感じた経験から、車を見ると音楽が、音楽を見ると車が分かるようになったという。「いつも両方のことをやってるので、比較をせざるを得なくなったというか。自動的に考えてしまう」と明かした。

 そのような観点から、ボーカロイドなどのAIと肉声が共存している音楽の状況を踏まえて、「一般道を自動運転はあんまない気がしてるんですよ。自動運転のワールドと人が運転するワールドが何か共存していきそう」と自動運転の未来について予想した。

 また、過去にはボーカロイドという存在自体も予想していたようで「40年くらい前に僕がうちのカミさんと約束したのは、絶対にロボットにしてやる。だから一生歌ってるようにしてあげるよって。声が出なくなっても」と妻である松任谷由実(69)のボーカロイド化を約束していたことを明かすと、安東はあんぐりで「天才ですか?」と問いかけていた。