TBS系の「報道特集」が7日に放送され「緊急特集 ジャニーズ事務所とテレビ局 番組制作の現場で何があったのか」と題して、社員80人以上を取材し、ジャニーズ事務所との関係を検証した。

 1974年にTBSに入社し、約30年間ドラマ制作に携わった元ドラマプロデューサーの市川哲夫氏がVTR出演。ジャニーズ事務所との関係について語った。

 本来は制作サイドが企画を立て、出演する俳優に交渉をするのがプロセスだが、90年代に入りタレントの人気=視聴率に重点が置かれるようになったという。市川氏によると「まず初めに役者を押さえる。どれだけの俳優さんをブッキングできるか。順番が逆になった」と話した。

 続けて「『今度は誰々をおたくの局で何月に出せるわよ』みたいな話がくるワケです。制作者側のイニシアチブはだんだん取れなくなった。意向は無視できないということはあった」と証言した。

 メディアの沈黙について市川氏は「見て見ぬふりをしてきたようなことについて、ある種の目を開かせてくれた。被害にあった元ジュニアの告発は私たちも受け止めないといけない」と話した。