NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8時)は8日、第38回の「唐入り」が放送される。同時間帯に日本テレビ系ではラグビーW杯フランス大会・日本対アルゼンチン戦が放送されるとあって、地上波のリアルタイム視聴者が激減する可能性もある。
「どうする家康」は1日の放送で、主人公・徳川家康(松本潤)が頭を悩ませていた小田原征伐に決着がつき、関白の豊臣秀吉(ムロツヨシ)から江戸移封を言い渡される新局面を迎えた。8日は秀吉の朝鮮出兵がテーマに。織田信長の妹で浅井長政の妻・お市の方を演じた北川景子が秀吉の側室「茶々」として再登場も話題になっている。ところが――。
8日は日本時間午後8時、日本とアルゼンチンが8強入りを懸けて激突するラグビーの大一番がキックオフ。日テレは午後7時から放送で盛り上げる。注目スポーツで日本代表戦など生放送があると、バッティングするドラマなどが視聴率を落とすことは、これまでに多々あった。「どうする家康」も3月、最低となる世帯平均7・2%(関東地区、ビデリサーチ調べ、以下同)を記録。野球のWBCと重なった影響が指摘された。直近3回では10・1%、9・9%、10・1%となっている。
SNSでは「どうする家康どうする?」「録画せねば」「土曜日再放送で」などと視聴者の投稿があり、リアルタイムで見る人が減る可能性をうかがわせる。
これと似た状況が4年前にあった。2019年10月13日、大河「いだてん」が日テレ系のラグビーW杯日本大会・日本対スコットランド戦と丸かぶりした。今回と同じく決勝トーナメント入りがかかった決戦で、日本の勝利&初の8強入りに列島は歓喜。「いだてん」世帯視聴率は2・5ポイント下がって歴代最低の3・7%まで落ち込んだ。
9月10日の日本対チリ戦は今回と同じ時間帯かつNHKの中継だったため大河を休んだが、SNSでは「違和感」「スッキリしない」と納得いかない様子の声も発せられた。
かくして「家康」の地上波はラグビー決戦と視聴者の奪い合いに。大河ファンは①午後6時のBS②録画・見逃し配信③土曜再放送…といった選択肢があるが、SNSでは「オンデマンドかTverで同時視聴」にトライとの意気込みも見られた。












